便秘を解消するための漢方薬「通導散」1

便秘を解消するための漢方薬「通導散」1

中国から伝わった医術である「漢方」には、血行障害や鬱血(うっけつ、静脈の血液の流れが悪くなって滞留する状態)症状を、「お血(おけつ)」という概念によって振り分けて、大変重視されています。女性においては特に月経によるトラブルを指し、これを「血の道症」としています。お血を改善するために、東洋医学では特に、漢方薬が使わるわけです。この漢方薬の1つに、「通導散(つうどうさん)」があります。通導散という方剤の効能は、血液循環を良くするだけでなく、便通を良くしたり、不安やイライラを鎮めたりすることにより、気分を落ち着かせてくれるのです。そして、ホルモンバランスを整える効果にも期待されています。処方に向いているタイプとしては、体力があって、全体的にがっちりとした体型の人か、肥満体質にある人であり、お腹の張りが強く、便秘傾向にある場合です。具体的な症状を挙げると、女性においての生理不順、生理が重い、更年期障害、腰痛、便秘、打ち身、または高血圧に伴う頭重感、肩こり、めまいなどに適していると考えられています。こうした症状を有する子宮の病気であっても、応用されています。

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